切らない眼瞼下垂症手術、たくさんあって、切るよりも多いとよく書いていますが。
切るほうの眼瞼下垂症手術もやっています。
症例写真にご協力いただけましたので、ご紹介させていただきます。
術前にかなり重症の下垂が存在し、これは切開でいくほうが良いと思い、保険適応にて切るほうの眼瞼下垂症手術を行いました。
挙筋機能はそこまで悪くなかったため、ミュラー筋と挙筋腱膜の間を剥離して、挙筋腱膜を短縮しました。
それでも拳上が良くなければ、ミュラー筋と結膜の間を剥離して、ミュラー筋も一塊にして短縮することを考えていましたが、術中の定量では、何度もかけ直しをしましたが、ミュラー筋まで短縮しなくても調整できました。
開瞼幅は改善し、上がっていた眉の位置も下がってきています。
皮膚の切除も同時に行っています。
まだ1ヶ月なので、むくみがしっかりと残っている状態で、これからまだまだすっきりとしていきます。
ちなみに5日目の抜糸時の写真。
腫れているし、内出血も出ていますね。
切る手術は、やはりダウンタイムを見ていただく必要がございます。
症例写真にご協力いただき、ありがとうございます。
腫れ具合など、参考にしていただいて、手術をご検討いただくと良いです。
切らない方法も含め、ご相談させていただきますね。