当院でも採用して、プチリフトのNCOGの糸と併せて使用しているJリフトと、切らない鼻尖形成ルルコのセミナーに参加してきました。
Jリフトは19Gという太さで、引き上げ力も強く、NCOGの糸よりも強力ですが、費用は当院では1本2万円と、NCOGと一緒です。
引き上げ力が強いということは、糸による引っ張りのへこみやヨレが出やすいので、皮下組織の薄い方や、直後から少しでも糸の入っている感じがわかりたくない、という方には、敢えておすすめできません。
プチリフトが人気なのは、お顔の中心側にまったく針孔があかず、すぐにリフトアップしつつ、糸のヨレなどもなくすぐにお帰りいただけるからです。
せっかくだからできるだけ効果を出して差し上げたい、という思いで、太い糸を使用することによって、少しダウンタイムが出る、ことが、患者様にとってどの程度満足度を下げるのか、個人差もあり難しいところです。
相談して、皮下組織の熱いところや、糸のラインが目立ちにくいところにはJリフトを挿入し、そのほかは敢えてのNCOGを使用させていただいております。
費用は変わりませんので、患者様に最適な方法で、ご提案させていただきますね。
そんなJリフトの施術を、池田先生のLIVEでみせていただき、技術や知識の再確認。
また、ルルコについて勉強してきました。
ルルコは、糸を用いて鼻筋と鼻尖を形成していくもので、糸を数本いれて形を整えたあとに、ヒアルロン酸とPRPを混ぜたものを注入し、自分の組織へと変えていくというものでした。
私の個人的な意見ですが、糸での鼻の治療は、切らないという安心感はあるかとは思いますが、最終的な形を厳密に予測して形成できるわけではないため、やはり鼻尖は手術、鼻筋はクレビエルもしくはプロテーゼで行きたいな、と思いました。
クレビエルはこの部分だけ高く、ここは筋をつける感じ、など、細かな調節が可能です。
鼻尖も、余計な皮下組織は除去し、開いた軟骨をしっかり形成するほうがきれいで、手術が良いと思いますが、糸での形成をご希望であれば、対応できるようにしたほうが良いのかなぁぁぁ。
池田先生は、クレビエルも愛用されていますし、ルルコについても教えていただき、大変勉強になりました。
セミナー後に仲良しの先生たちと。
むかって左から、神戸ルミナスクリニック井谷先生、ヤナガワクリニック厚子先生、千春皮フ科千春先生、私、東京皮膚科形成外科 池田先生、みやざき美容クリニック みえ先生、あきこクリニック亜希子先生です。
やはり、セミナーに参加されているメンバーはいつもだいたい同じで。
採用しないにしてもしっかりと勉強し、知識をもった上で、判断し、常に技術と知識の向上のために努力を厭わない、勉強家の先生たちです。
そんな先生たちといつもお付き合いできるのも、刺激となり、いい影響です。
がんばります!!