先日、増田先生がブログにて紹介されていました、ニキビ治療薬イソトレチノイン(ロアキュティン)のご紹介です。
ロアキュティンは、ビタミンA誘導体であるイソトレチノインを含む内服薬で、重症のニキビの治療に使用します。
欧米ではニキビ治療薬として、20年以上の歴史がある薬剤です。
皮脂を作る皮脂腺を縮小させ、皮脂の分泌を抑えます。
アクネ菌に対する殺菌作用、抗炎症作用に優れています。
角化を抑制することにより、ニキビを劇的に改善します。
1日1回の内服で、十分な効果が期待できます。
20週間の内服を終了した後は、3~5年にわたってニキビができにくくなります。再発率は25~50%です。
再発した場合もう1クール追加する場合もあります。
抗生剤の内服や様々な治療でも改善しない、難治性のニキビの方にオススメです。
当院でイソトレチノイン治療を受けていただいている患者様のお写真です。
今まで様々な治療をされてこられたそうで、難治性のニキビです。
2ヶ月
アメリカでの使用量よりも少ない量でも十分に改善がみられるため、当院では通常は20mg/dayで治療しています。
この方は、増田先生とご相談の上、現在40mg/daiで治療継続中です。
唇の乾燥症状やドライアイなどが副作用として起こることが多いですが、リップクリームや点眼薬で問題なく過ごせることがほとんどです。
こちらは自費診療ですが、保険適応での治療も、もちろんおこなっておりますし、漢方薬の併用などもおすすめしています。
たかがニキビ、されどニキビ。
私も今、アゴに1個ニキビができていますが、ただ、それだけで、、、その1個だけで、、、気分が落ち込むというか、
ニキビがいかにQOLを下げるのかというのを身を持って感じますね。
それがよく理解できますので、どんなニキビでもご相談ください!!!
どれか1個お願いします
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