母が昨晩、救急搬送され、入院しました。
白血病の骨髄移植後、EBウイルス感染による横断性脊椎炎と、網膜剥離で、目が見えなくなり体も動かないので、ほとんどベッドの上の生活を、自宅にてしています。
たまにわけのわからないことを言うこともありますが、基本的に意思疎通はしっかりとでき、今までの気丈な母に変わりはありません。
一昨日の深夜、夕方からの急激な腹痛で、大学病院に搬送された連絡を受け、すぐに駆け付けました。
腸管の虚血や、血小板が少ないので出血など恐れていましたが、造影CTではそういったものはなく、便秘とそれによる腸炎ということで、帰宅しました。
心配したほどのことがなくて、ホっとしたのが一昨日でした。
昨日昼間に、便秘の漢方薬を持って実家に様子を見に行ったときは、いつもより少し元気はなかったものの、しっかりと会話できました。
昨晩、また救急搬送されたと連絡を受け、昨日の今日だし、またお腹が痛かったのかな、そんなに大変なことにはなっていないだろうとタカをくくりそうでしたが、駆け付けられる距離にいるのと、今回はかかりつけの大学病院では受け入れられず、いつもと違う病院に搬送されたとのことで、それも心配になって、やはり駆けつけました。
オオカミ少年ではないですが、医療サイドも、またこの人か、ということがあったりすると思います。
研修医の頃も、同じ人が、しょっちゅう救急車を要請して搬送されたり、いわゆる常連さんという方もいらっしゃって、でも、今回はいつもと違うエピソードかもしれないという危機感を持って、対応しなければなりません。
2夜連続で救急搬送された母ですが、1夜目は便秘による腹痛、2夜目は、敗血症性ショックという状態でした。
現在は集中治療室にいれていただいて、治療を受けています。
どこが何に感染しているのか、はっきりとは分からない状態なのですが、なんとか持ちこたえて元気になってくれることを祈ります。
実は、つい3週間前に、祖母が他界しました。
98歳でした。
寿命をまっとうした、とても穏やかな表情でした。。。
父が疲労で体を壊さないように、家族で支えたいと思います。
私は、仕事もあるし、子供もまだ小さいので、あまり協力はできていませんが、医師である私が、そばにいるというだけで、心強く思ってくれているのをとても感じますので、何もできないけど、何かあったら駆けつけてそばにいたいと、思うのでした。
母が、元気に復活してくれますよう。祈ってます。
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