日曜日は、東京で行われた、国際美容医療研究会のヒアルロン酸注入セミナーに参加してきました。
講師はサフォクリニックの白壁征夫先生と、東京皮膚科形成外科の池田欣生先生でした。
白壁先生からは、たるみやしわが、解剖学的にどういうしくみで発生するのか、またそれを理解することによる効果的な治療法についての講義がありました。
中顔面を中心とした、カニューレを用いた輪郭形成について、ライブを見せていただきました。
池田先生からは眼瞼周囲にヒアルロン酸注入についてのお話や、メイクをした状態で美しくみえるお顔づくりや、そっくりさんづくりなどについてお話がありました。
池田先生は、とても繊細で斬新な治療を、いつもされています。
今回は、ヒアルロン酸を二重瞼に注入することにより、二重の幅を調節したり、目元の組織のさみしくなった感じを若々しく見せる手技を伝授していただきました。
エンジェニードルを用いれば、内出血は出ませんし、二重瞼や涙袋形成も、内出血をださずに繊細な治療が可能です。
二重の幅の微調整を注入で行うというのは、まったく新しい発想ですが、とても素晴らしく、私も診療に取り入れることにしました。
また涙袋へのヒアルロン酸注入も、私の方法とは違い、柔らかいものを浅く瞼縁ギリギリに注入されていました。
私は、浅いところに注入すると透けた感じが出るのが嫌なのと、かといって深めにいれると柔らかい製剤ではプリっとした感じが出にくいので、目元にしては硬めの製剤を、瞼縁ギリギリだけど深めに入れる感じで注入していましたが、最近池田先生に涙袋の注入をしてもらった~という亜希子先生の涙袋が、とてもナチュラルでかわいいのを見て、すごく興味がありました。
柔らかい製剤であれば、細い針で入れることが可能で、ましてエンジェニードルが使えれば、内出血も痛みも心配なくなるので、その方法できれいなら、そっちでやりたいな、と思いました。
コツをしっかりと教えていただいたので、まずは自分の涙袋に注入してみることにしますので、ぜひそれを見いていただいて、患者様にはご検討いただくと良いと思います。
基本的に私は、自分への注入は自己注入で行っていますので、さすがに涙袋を自分では厳しいな~とずっと諦めていましたが、35Gのエンジェニードルは、全然痛くないので、たぶんできると思います。(笑)
というわけで、とても有意義な時間を過ごせました。
セミナー終了後に、講師の先生と仲良しの先生とパチリ。
左から千春皮フ科の渡辺千春先生、サフォクリニックの白壁征夫先生、私、東京皮膚科形成外科の池田欣生先生、あきこクリニックの田中亜希子先生、眼科の箕田先生です。
私の洋服が、とても派手ですね。(笑)
これは、前日の名古屋で、ふらりと立ち寄ったお店に、雑誌で見てかわいい♥と思っていた服が、関西にはなかったのに名古屋にあったので、購入してしまい、それが嬉しくてすぐに着ていったお洋服です。(笑)
派手だね~~、とあきこ先生に言われましたが、あきこ先生も気に入った様子で、色違いを買うそうです。ww
どうしてもかわいらしいお洋服を好んでしまう、男前女医です。(笑)
この後は、亜希子先生と千春先生と一杯ひっかけながらガールズトークで盛り上がりました。
とても充実した時間で、勉強になりました。
最近、リュウの夜泣きがひどく、ずっと寝不足が続いていたのと、風邪をひいていてボロボロですが、セミナーや学会に参加して、ヨカッタ、と思っています。
たかが注入ですが、どこでやっても一緒というわけではありません。日々、いろいろなところで勉強して、技術を磨いていきたいですね♥
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