私は今、子宮頸がんの珍しいタイプ小細胞癌の治療中です。 3月に広汎子宮全摘術+傍大動脈リンパ節郭清をうけ、その抗がん剤治療をしている途中です。 私のガンは、とても進行が速いタイプで、左右のリンパ節に転移もあり4cm大に腫れていました。 原発巣と転移リンパ節は手術でとってもらいましたが、体のなかに癌細胞が残っているという前提での抗がん剤治療です。 その抗がん剤がどれくらい効いているのか、私の体の中にどれくらいのガン細胞がいるのか、をどうやってフォローアップしていくのかというと、 2~3か月おきに撮影する造影CTや腫瘍マーカーでチェックしていきます。 原発巣がもうないので、腫瘍の大きさなどを見ていくことはできないし、何のために造影CTをするかというと、遠隔転移していないかどうかをチェックして、いち早く遠隔転移を見つけるために撮影します。 でも、それって、遠隔転移してからでは遅くないですか?? 私は、転移する前に、体の中のガン細胞が増えているのか、治療で減っているのか、もういないのか、知りたい。 というわけで、CTC検査を受けました。 CTC検査とは、循環腫瘍細胞(Circulating Tumor Cell)の数を測定することにより、再発、転移の可能性、予後の予測などが可能な検査です。新しい検査で、保険適応はありません。20ccほどの採血をするだけの検査です。ギリシアに血液を送ります。 血中に腫瘍細胞があった場合、それを培養して自分のガン細胞がどの抗がん剤や天然成分にどの程度の感受性があるかを調べることができます。 抗がん剤(約50種類)、分子標的薬(44種類)、天然成分(約50種類)を投与して感受性を調べてくれます。(自分の飲んでるサプリとかも5種類無料で調べてくれる) オンコカウントといって、腫瘍細胞の数だけ調べてくれる検査があり、それは3ヶ月から6ヶ月に一度など、定期的なフォローアップに用います。オンコノミクスという検査は、オンコカウントをしてから上記の感受性を調べてくれる検査ですが、オンコカウントをしてそもそも腫瘍細胞がいなければ、その先の感受性検査にはすすみません。今回初めての検査だったので、オンコノミクスで申し込みました。抗がん剤のどれが効くのか知りたい反面、腫瘍細胞がいなければいいなぁと、複雑な心境でした。結果が返ってきて、ドキドキしながらファイルを開けたら、オンコカウントより先に感受性の結果だったので(笑)、ガン細胞いてるんやん一瞬でドキドキ終了しました。笑笑笑結果に関しては莫大な量があるのですが、一部だけ参考に紹介するとこのグラフでは80%を超える抗がん剤を使った方がいいです。私は今、シスプラチンとイリノテカンで治療中(6クール予定中4クール終了)ですが、効いてる82%のはシスプラチンでしたところが、このグラフのCPT11というのが私がday1.8.15に受けているイリノテカンで、ほとんど効いていません。ほかにも結果がありますが、用いた方が良い感受性が80%以上の抗がん剤はあと1つで、ほかは効いてないのに1つ飛び抜けて効いている、のがわ続きをみる
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