美容皮膚科学会で、勉強になったことを書いていこうと思いますが、 美容の内容とは少し違うのかもしれないけど、 びっくりしたドライアイについて (疲れている高槻院スタッフを激写しました) ドライアイは日本では3600万人以上(3人に1人)で欧米よりも圧倒的に多いということなのですが、 ドライアイって、涙が出ないイメージだけど、ドライアイの人のなんと86%がマイボーム腺から分泌される脂がたりないということなのです!!(MGD(マイボーム腺機能不全)と呼びます) マイボーム腺が詰まって、脂の分泌が低下するのを解消してあげると良いのですが、 温熱法、まぶたを清潔に保つ、マイバム圧出、などが治療法としてありますが、 それに、しみやそばかすの治療に私たちが使うIPL(光治療)機器を使うのが紹介されていました。 眼科領域でドライアイにIPLが使われていることは最近知っていたのですが、どういった機序でどのようにして照射するのかなど興味があったので、モーニングセミナーを聴いてみました。 異常血管を凝固、マイバムを融解、抗炎症、細菌叢の殺菌などの作用機序があるということです。 通常は、マイボーム腺を圧排すると、サラサラした脂が出てくるのに、閉塞ぎみの人はどろっとしたものが出て続きをみる
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